移乗介護のコツとは？

2025/03/13

移乗介護は、介護のなかでも重要な作業の一つです。
しかし正しい方法で行わないとケガをする可能性もあるため、コツを押さえておくことが大切です。
この記事では、移乗介護の基本的なコツについて紹介します。
▼移乗介護のコツ
■支持基底面積を広くとる
移乗介護を行う際は、安定した姿勢を保つことが重要です。
介護者は足を肩幅程度に広げ、重心を低めにして支えましょう。
支持基底面積を広くとることで、体勢が崩れにくく、被介護者を安全に移動できます。
■重心を低くし被介護者に近づく
介護を行う際には、介護者の重心を低く保ち、できるだけ被介護者に近づくことがポイントです。
これにより、介護者自身の力をより効率的に使え、体へ負担も軽減されます。
■被介護者の体を小さくまとめる
移乗時は、被介護者の体をなるべく小さくまとめることが重要です。
手や足を体の中心に寄せると、介護者を移動させやすくなります。
また、被介護者が安定した姿勢を保てるようサポートすることで、より安全な移乗が可能でしょう。
■てこの原理を活用する
移乗介護では、てこの原理を活用すると効果的です。
例えば、被介護者の体を持ち上げる際に、介護者の腕を支点にして重心を移動させることで、楽に移乗できます。
▼まとめ
移乗介護は、支持基底面積を広げ、重心を低く保ち、被介護者に近づけることで、より効率的かつ安全な移乗が可能になります。
また被介護者の体を小さくまとめ、この原理を活用することで、負担を軽減しスムーズな介護が実現できるでしょう。
『株式会社パーソナルライフ』は、訪問看護の仕事に携わる方を募集しています。
高槻市で看護や介護の仕事をお探しの際は、ぜひご応募ください。

一覧へ戻る